【汗対策】ボトックス注射を受けた感想

梅雨が明け、脇の汗で悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

筆者もこれまで汗対策に関していろいろなグッズを試してきました。

本稿の内容 汗対策の試行錯誤の過程で ボトックス注射も経験しており、本稿はボトックス注射に絞ってご紹介したいと思います。
なお、筆者は専門家ではないことから効果やリスクという医療的な側面ではなく、なぜボトックス注射を決めたのか、ボトックスを打つまでのプロセスなど経験談を中心にご紹介しようと思います。

決して注射を推奨するものではなく、ご参考までに読んでいたけたらと思います。

ボトックス注射とは

脇に注射をうち、発汗をブロックする方法です。

www.tokyoin.jp(参考:聖心美容クリニックHP)

なぜボトックス注射を決めたのか

汗対策は、①発汗そのものを抑える方法 ②発汗を目立たなくさせる方法の2通りの方法があります。

これまで発汗を抑える方法ではなかなか効果がなかったことから、汗対策はもっぱら汗ジミ対応シャツに依存していたのです。

お気に入りの汗ジミ対応シャツが限界を迎えていた

筆者はフレッシュマックスというワイシャツを長年愛用してきました。

フレッシュマックスシャツは驚くほど機能性が高いシャツで、多汗症の私でも全く汗ジミをだしません

特殊な織り方により表側まで汗を通さない作りとなっているからです。

また、生地全体に水分が拡散するように織られているため、蒸発も早く着心地がよかったのです。

フレッシュマックスシャツは、こちらの記事でもご紹介しています。

ala-ddin.hatenablog.com

しかしこのフレッシュマックスシャツはある時期を境にホワイトカラーが販売されなくなりました

このシャツに依存していた私にとっては大打撃です。 そこで以前から気になっていたボトックス注射により汗を根本的に少なくできないかと本格的な検討を始めたのです。

リスクを受け入れられた

調べていくうちに、ボトックス注射を打つことによる身体に与えるリスクは筆者には許容できると思いました。

手術は検討せず

根本的に発汗を抑える方法として手術という選択肢もありました。

しかし、例えば交感神経を切除する手術は他の部位から汗が出る可能性があるようです。 さらに一度切られた神経は戻らないことから選択肢となりませんでした。

その他脇の汗腺除去手術も、手術後は一定期間腕を動かせず仕事に支障が出ると思い、踏み切れませんでした。

効果を確かめる上でのかかるコストと割り切った

ボトックス注射はそれなりの費用がかかりますが、効果は個人差があるようです。

費用面からもなかなか決断できなかったのですが、2012年から保険の適用となっていることを知りました。

Point !!

・症状の重さ次第でボトックス注射は保険適用対象となります

効果があるか分からない汗対策シャツをやみくもに買うより、持続性は分からずともより効果の可能性のあるボトックス注射を試そう。このような考えに至りました。

かかった費用

クリニック次第かと思いますが、筆者の場合は以下の通りでした。

Point !!

・トータルで30,000円

・内訳は血液検査5,000円注射代が25,000円

 

注射までの流れ

合計2回の来院で完了しました。 一回目は血液検査と重要事項の説明。2回目の来院で注射を受けました。

1回目は血液検査と医師の説明

流れは通常の血液検査と同じです。

ボトックス注射に関する説明や注意点もこのタイミングで行われました。 以下の2点は記憶に残っています。

Point !!

・注射後3ヶ月は妊活を控えること

・効果の有無にかかわらず、最低4ヶ月は注射はできないこと

2回目でいよいよボトックス注射

診察室で医師の血液検査結果を聞き、すぐに注射に移りました。

両脇に10回ずつ、合計20回ほど注射をします。

事前に伝えておけば、汗の出やすいエリアを重点的に注射してくれます

痛みは運次第

痛点に当たればそれなりに痛いですし、痛点に触れなければ全く痛みを感じません

こればかりはどうしようもなく、運次第です笑

5分ほどで注射は終わり、そのままお会計をして終了です。

1回目も2回目も、クリニックでの滞在時間は15分もかかりません。

効果

筆者の場合は効果があり、現在は普通のシャツでも汗ジミすることはほぼなくなりました。

効果も比較的長く、今では年に一度の注射をしています。

1シーズンに1回であれば今後も継続して受ける予定です。