【時短】効率的に家事を進めるための2つのコツ
先日、家事にかける時間を9割減らす!というブログが話題になり、テレビでも取り上げられました。
川で洗濯していた時代からの比較であれば可能ですが、大半の方にとっては生活の質を落とさず9割の家事を減らすことは難しそうです。
家事には人の手で行わざるを得ない作業が多くあり、この作業を劇的に減らすことはできません。
それでも今よりも家事負担を減らしたい!
本記事は、以下について記載しています。
この効率的な家事を行うための、3つのステップについてふれたいと思います。
家事にかける時間を減らしたいのは皆同じ。
このようなヒントになれば幸いです!
時短をする上で認識すべきこと
まずは時短に取り組む上で大切な考え方をご紹介します。
スキマ時間の重要性
昔と違い、今では夫婦共働きも一般的になりました。専業主婦であっても家事以外に育児はもちろん、副業や自己実現などでも大忙し。
情報化社会に生きる私たちにとって、もはやまとまった時間はありません。
一方で、今は10分もあればメイン料理や買い出しもできてしまう時代です。
スキマ時間で家事を行う。このライフスタイルに適応できれば効率的に家事を終わらせることができます。
費用対効果・時間単価で考える
スーパーやドラッグストア巡りをしていないでしょうか。
そのスーパーをはしごして節約できる金額やたまるポイントは、本当に往復時間や獲得ポイントにふさわしい対価なのでしょうか。 自分の時間とその時間を確保するコストで考え、生活のクオリティを上げたいものです。
効率的な家事を行うために
効率的な家事を進めるための、3つのステップを順に見ていきます。
ステップ①:スケジュールやタスクリストの共有
まずはじめに取り掛かるのは、家族間での情報共有です。一つ一つの効果は薄いですが、全ての行動に影響があるため第一にご紹介します。
同じアカウントを使ってそれぞれアプリで繋ぎ、常にスケジュールと完了すべき内容(タスク)について情報共有を行います。
完了した方がチェックを入れてタスクを消すだけ。
買い忘れや何度も「〇〇買ってきて!」のメールのやり取りをなくすため、時短を意識する家族にとっては真っ先に取り入れるべき内容です。
スケジュール共有アプリ
スケジュール共有アプリについてはタイムツリーをご紹介します。
「TimeTree [タイムツリー]」をApp Storeで
TimeTree [タイムツリー]:家族や恋人、仕事仲間とカレンダーでスケジュールを共有 - Google Play のアプリ
どちらが仕事を休むか、どちらが早く仕事を切り上げるかのような内容についてはスケジュール共有アプリに入れて管理します。
タイムツリーなら入力した各スケジュールに対して直接コメントも書け、結局この日は休めるんだっけ?のようなステータスが一目瞭然です。
タスク管理アプリ
タスク管理に関して、ここではToDoをご紹介します。
Microsoft To Do: リスト、タスク、アラーム - Google Play のアプリ
食料品、ドラッグストア、100均…など、生活の必要性に応じてフォルダ分けしておき、購入リストとして入れておきます。
外出時にたまたま100均を見つけ、時間があればすこし寄って買っていく。なにも週末に買い出しに行く必要はありません。
「もう○○って買った?」のように家族間でコミュニケーションを取らずとも、「ついでに」タスクを終わらせることで買い出しを減らせることもできるのです。
ステップ② 家事を細分化してみる
毎日の家事を細かく分解し、自動化できる部分とできない部分をはっきりさせてみます。
炊事関係
炊事関係は大きく以下の作業に分けられそうです。
すると、配膳と片付け以外は全て時短できそうなことが分かります。
ネットスーパーと調理家電は特に大幅な時間の短縮効果があり、ここをなくして時短は考えられません。
実店舗とネットスーパーの価格の違いは感じません。 これまでは往復時間含めて60-90分の時間を使って週末に買い出しに行っていましたが、今では通勤途中の10分でまとめてインターネットから注文しています。
調理家電も同様です。 平日はキッチンで火を使って調理することなく、フライパンや鍋を使った料理が5分程度の実作業で完了できます。
皿洗いは食洗機で対応します。
この買い出し、調理、皿洗いの作業の短縮で一日平均20-30分程度の削減です。
洗濯関係
洗濯関係はどうしても手作業が多そうです。作業を細分化し、時短できるか見てみましょう。
ネットにいれる、取り込む、畳む、しまうのは避けられなそうです。
ただし、これらの作業も ステップ③:効率的なルーティーン化で多少は改善の余地はあります。
■ 乾燥機付きの洗濯機
乾燥機付きの洗濯機は、いくつかの作業を大幅に減らしてくれます。
ドラム式洗濯機などの乾燥機能を使えば、タオルや下着を干す時間は一日あたり10分程度の削減となるでしょう。
また、最近の家電はまとめて洗剤を洗濯機の中にストックし、衣類の重さによって自動で洗剤を調節して使ってくれる機能がついています。
なお、傷みやすい生地やシワになって欲しくない服は手で干す必要がありますが、この部分は避けられない家事になります。
その他
■ お掃除ロボット
こちらはいうまでもありません。 水拭きのお掃除ロボットも出ています。掃除機、水拭き合わせて10分程度の短縮にはなるでしょうか。 お掃除ロボットを使うために、日頃から床に物を置かないように工夫するようになることもメリットの一つです。
ステップ③ ルーティーン化させる
家事はルーティーン化させ、効率性を上げましょう。
基本的に家電が動いている間に人の手で同時に別の作業を行うようなルーティーンが良いと思います。
配置やプロセスの工夫(洗濯・風呂掃除)
■ 洗濯関係
洗濯については乾燥機付きの洗濯機導入以外、時短の期待が薄いことは先程記載した通りです。
しかし配置やプロセスの工夫で若干の時短効果を期待できる余地はあります。
これらのプロセスの簡素化、廃止も選択肢の一つになるかもしれません。
■ 風呂掃除
朝シャワーを浴びる場合は、そのタイミングでの風呂掃除をオススメします。
おわりに
いかがでしたか?
調理家電やネットスーパー、食洗器や乾燥機付き洗濯機の活用で、一日1時間は減らせたのではないかと思います。
共働きかつ子供がいる家庭にとって、帰宅してから3-4時間程度で子供の就寝までもっていかなければならない中、この1時間の削減はとても大きいのではないでしょうか。
実際に大きなインパクトがあるのはやはり家電とネットスーパーの活用ですが、それを支えるのは日々効率的に終わらせようとする姿勢です。
家電はお金がかかりますが、自身の生活の質を上げる資産や投資と考えるべきです。決して無駄遣いにはならないはずですし、空いた時間を家族や副業に充てることができるのです。
参考になれば幸いです!