【知育玩具】120玉そろばんを使った感想 (公文)

公文から出ている120玉そろばんは、子供が本格的に数の仕組みを理解するのに役に立ちました


こんな点が良かった!!

- 計算に必要な、「数の分解」の理解に最適!

- 頭の回転が早くなった!

初めはアンパンマンブロックを使って数遊びをしていたのですが、対象年齢的にアンパンマンブロックでは限界を感じ、こちらの商品を購入しました。

120玉そろばんとは

公文が出している知育玩具です。

そろばんのような玉が横向きに10個、縦方向に12本並んでいます。 5個ずつ赤色と青色に分かれているため、視覚的にも分かりやすい工夫がされています。

付属品として、背面に数字が書かれた紙ついてきます。 上から順に数えた玉の数に対応した数が読めるようになっています。


子供が興味を持ってくれるのか?

購入を検討する親の不安材料の一つに、「子供がスライドさせるだけのおもちゃに興味を持つのか」という点があるかと思います。

私もそうでした。当時子供はカーズやアンパンマン、戦隊ヒーローに夢中だったからです。

しかしそんな不安をよそに、数の仕組みを理解した子供は夢中になって遊んでくれました。 それは、遊びながら以下のようなタイムトライアルに夢中になってくれたからです。

足し算で必要な数の組み合わせが分かる

120玉そろばんの強みの一つは、数の「組み合わせ」を視覚的に理解できることだと思います。

これは足し算を理解する上で重要なことだと思っています。

例えば8+3の計算をする場合、

  • 3から2を借り、
  • 借りた2と8を合わせて10を作り、

8+3を10+1に変換して11を計算していると思います。

この、

  • 10を8と2に分解
  • 3を2と1に分解

のように瞬発的に数字を分解する力が速いほど数字に強くなるのです。

玉をスライドさせて計算する

先ほどの8+3を例にすると、120玉そろばんを使う場合は、2つの列に8個の玉と3個の玉をそれぞれ作ります。

8個の玉の列には10個にするために2玉をスライドさせます。 代わりに3玉用意した列には、3玉のうち2玉を減らします。

あとはいろんなパターンで反復練習。 時間を測ったりすると、負けず嫌いな子供はどんどん熱中していきます。

これまで指でしか数えられなかった子供が繰り上げ計算を暗算でこなせるようになりました。

掛け算にも使える

前記事でご紹介したアンパンマンブロックと同様、120玉そろばんも簡単に同じ数のグループが作れます。

同じ数のグループを何個か作ることで、掛け算の概念を伝えるのに非常に役にたちました。

アンパンマンブロックはブロック数が少なかったのですが、こちらは120玉まであるため九九の段を網羅することができます。

また、数を覚えたてのころは100の次の数でつまずくため、120個まであるのも考えられていると思いました。

応用して遊んでみました

遊びに慣れてきた子供に1+2+3+4+5を出してみました。 はじめは一行目に1つ、二行目に2つ、、とピラミッドのように作ったのですが、結局手で数えていました。

そこで1の反対側に5を、2の反対側に4を作ったら同じ形のが反転して2つできるねとアドバイスすると、6(個)×5(行)だねと理解しました。 割り算ができないので半分の数にはできませんでしたが、いろんな角度から数を数えることができそうです。

まとめ

こちらの商品は何気ない遊びの中で使用する機会も多く、しまいっぱなしになることなく使用できています。 個人的に、数の組み合わせの遊びは頭の回転が早くなった気がします。

おすすめの知育玩具でした!


関連記事です。アンパンマンブロックはもう少し対象年齢が低いのですが、こちらも使ってみてよかったおもちゃでした。

【関連記事 アンパンマンブロック】 ala-ddin.hatenablog.com