【Excel活用】家計簿のススメ（スキルアップ）
本日は家計簿をテーマに記載しています！
突然ですが、今どのくらい社会保険料や所得税を支払っているかご存知でしょうか？
は是非参考にしてみてください！
なぜ家計簿をつけるのか
家計簿管理は資産形成の一手段
資産形成というと何を思い浮かべますか？？
・（お金を）貯める
・（資産を）増やす
・（支出を）抑える
などが考えられます。資産形成が進んでいない初期の段階では、貯める・増やす・抑えるは同時に行うことができません。
順序として、まずは支出を抑え、貯蓄し、そのお金を元手に資産を増やすことになるからです。
家計簿の作成は主に支出管理を目的とするため、資産形成を行う上で最初に考えるポイントになってきます。
家計簿のメリット
各費目の大体の支出を把握しているか
毎月どれ程の収入があり、どれだけ税金を支払い、何にいくら支出し、最終的にどれくらい貯蓄等に回せているか把握されていますか？
日々の支出を把握するために家計簿をつけることは重要です。
家計簿を活用すれば、自身の収入や家族構成に応じて、食費や消耗品などの各費目を適切な水準にすることが可能です。
家計簿というと消費を切り詰めるためのようなイメージがありますが、あくまでも各費目の支出を家族構成や給与水準に応じて最適な状態にするためのツールです。
エクセルを活用するメリット
アプリは個人の需要を100%満たさない
家計簿アプリは多く世に出ており、活用されている方も多いと思います。
しかしアプリではカスタマイズができません。個人のライフスタイルは千差万別ですが、それに見合った家計簿が作れないのです。
また、アプリは「単月」の内訳詳細を示すことは簡単にできますが、過去との比較に弱いのがデメリットではないでしょうか。
家計簿は単につけるだけでは意味がありません。 その情報を見て、振り返って、将来に活かして初めて意味があるのです。
エクセル管理を勧める理由
その点、エクセルでの管理はカスタマイズが可能です。
カスタマイズの例として、私は家計簿に加えて月末の各銀行口座の残高管理と過去からの推移、ポイントや保証期間の管理、ふるさと納税、単年の医療費も合わせて管理しています。
もはや家計簿というよりは、家庭の財務関係データ管理ファイルのようなイメージです。
エクセル管理でできること
自分で財務情報を拡張させる
ポイント・製品保証
ポイントや保証期間は有効期間が近づくとアラートが出るようにしておき、忘れていたポイントを使い切るか、あるいは不要なポイントは認識したうえで「失効させて」います。
家具や家電の調子が悪いけどまだいいかな…と後回しにし、保証期間が過ぎてしまっていた経験はありませんか？
ポイントや保証の有効期間に気づかずいつの間にか失効するのは精神的ダメージがありますし、思ったよりもこれらの金額的影響は大きいのです。 私の場合は認識していなかったポイントが万単位で存在していました。
ふるさと納税・医療費
ふるさと納税も自分の収入に応じた寄付額上限まで寄付できるよう管理しています。
医療費も10万を超えた場合の還付申請に備え、還付申請に対応したフォーマットで別記録しています。
医療費はドラッグストアで購入した薬や、病院までの公共交通機関を使った交通費も対象になります。 家族がいれば世帯主等に費用を合算できますので年間10万を超えることは十分にありえます。
この日々の記録を確定申告時に添付し、毎年平均3-5万程度の還付を受けています。
発生の度に記録をつけていますので、ふるさと納税や医療費控除の確定申告もそれほど負担ではありません。
ライフイベントの検討・シミュレーション
エクセルでの管理を行うことは、過去の推移はもちろん、家族構成の変化や教育費の再検討、引っ越しや家の購入検討など家計簿を活用し、将来計画のシミレーションも可能です。
エクセルを使うことの作業負荷
ここまでエクセルでの家計簿管理のメリットを記載してきましたが、毎日エクセルで家計簿をつけるのはPCの起動などを考えると実用的ではありません。 そのため、私は無料家計簿アプリの「Zaim」を利用しています。
【iphone用】
なんだ結局アプリじゃないか…！と思われるかもしれませんが、アプリはあくまでの日々の入力のために使用しているだけで、アプリ内で入力結果を振り返ることはしていません。
Zaimを入力ツールとして活用
Zaimは入力データをエクセルにダウンロードすることが可能です。 そこで、月に一度まとめてダウンロードしてエクセルに貼り付けることで、カスタマイズしたエクセル家計簿に自動で反映されるようにしてます。
エクセルを使うことの追加的な時間負荷は、パソコンで月に一度Zaimに入力したデータをダウンロードして貼り付けるだけです。
作業としては1分で終わります。
最初の設定はそれなりの時間がかかりますが、一度設定してしまえばほんの少しの作業で自分好みの家計簿で支出管理を行うことができます。
まとめ
Point!!
・家計簿は各支出を最適な水準にすることができ、貯蓄を増やすために重要なツール
・エクセル管理はカスタマイズ可能で、汎用性がきく
・日々の入力はアプリ「Zaim」で行い、月に一度ダウンロードしてエクセルに自動反映することも可能
